自社プロダクト「Tonograph」を発表しました
macOS用のタブ譜エディタ「Tonograph」を開発しています。本日、製品サイト tonograph.app を先行公開しました。タブ譜を書き、それを自分で組んだペダルボードで鳴らせるアプリです。
Noopの自社プロダクトとして、macOS 用のタブ譜エディタ Tonograph を開発しています。本日、製品サイト tonograph.app を先行公開しました。
タブ譜を書く。自分の音で鳴らす。
Tonograph は .gp ファイルを読み書きし、書いた譜面を自分で組んだ信号チェーンで鳴らします。すべてオフラインで動き、アカウントもテレメトリもありません。

柱は4つです。
- 本物のエディタ — キーボード中心の編集、全操作の Undo / Redo、複数トラックと複数ボイス、タブ譜と五線譜の同時表示
- Resonance Engine — 10カテゴリ・22機種のペダルと、トラックごとのミキサー
.gp互換 — gp3・gp4・gp5・gpx・gp を読み込み、.gpを書き出す- 印刷品質の PDF — A4 / Letter のベクタ出力
なぜ作っているか
記譜アプリの多くは、再生を固定の音源に任せます。書いたフレーズは「譜面の音」で返ってきて、自分が実際に弾いている音とは別物です。
Tonograph は、譜面の再生を自分で並べたペダルボードへ通します。だから、いま書いたフレーズが、実際に弾いている音で返ってきます。音源もすべてアプリ内で合成していて、サンプルパックも外部プラグインも要りません。奏法は音量ではなく音色に届きます——パームミュートは減衰を短くし、デッドノートは音を潰し、ハーモニクスは倍音を削ぐ。
AI と一緒に、アプリの中で書く
Tonograph は MCP(Model Context Protocol)サーバでもあります。Claude Desktop などの AI クライアントを向けると、モデルは書き出したコピーではなく「いま開いている譜面」を読み、編集します。変更はあなた自身の編集と同じ履歴に入るので、⌘Z で取り消せます。

サーバは 127.0.0.1 でだけ待ち受け、トークンを要求し、既定はオフです。設定で有効にするまで起動しません。承認モードを使えば、書類に触れる操作はすべて差分として示され、あなたの「はい」を待ちます。
無料版と有料版
ルールは1つだけです。
無料版は、ディスクへ書き出す操作以外すべて使えます。
開いて、編集して、鳴らして、AI と一緒に書くところまで無料版で試せます。できないのは保存・.gp 書き出し・PDF 書き出し / 印刷だけ。比較表を読まなくても分かる線引きにしました。
これから
- 無料版 — このサイトから直接ダウンロード(署名・公証を済ませ次第)
- 有料版 — Mac App Store の買い切り。サブスクリプションはありません
- 動作環境 — macOS 12.0(Monterey)以降。Apple Silicon / Intel 両対応
- UI — 英語・日本語・スペイン語・ポルトガル語・簡体中国語の5言語、ライト / ダーク
製品サイト自体は Astro + Cloudflare Workers の静的サイトで、日本語と英語で公開しています。開発の進み方は tonograph.app の更新情報でも出していきます。
技術的な中身と設計の考え方は、事例のほうに詳しく書きました → CASE: Tonograph
Guitar Pro は Arobas Music の商標です。Tonograph は Arobas Music と提携しておらず、承認も受けていません。
macOS用のタブ譜エディタ。.gp を読み書きし、自分で組んだペダルボードで譜面を鳴らせます。買い切り・完全オフライン・テレメトリなし。
2026年7月28日、製品サイト tonograph.app を先行公開。アプリ本体は、無料版をサイトから直接、有料版をMac App Storeで配布予定です。


